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体感温度を下げる ECO活夏掃除

更新日:2017年06月07日

暑さをやり過ごすために、ついついエアコンを使ってしまう夏。でも、電気代がかさんでしまいますよね…。今年は、掃除で部屋をひんやり快適にしてついでに節電も叶えてしまいましょう。日が長く、水を使うのが苦にならない夏は、「体感温度を下げる」掃除に最適の季節。プロの指導で誰でも簡単にきれいになります。

お話を伺った方

ライフオーガナイザー家計アドバイザー 下村志保美さん 「空間」「心」「お金」を整え、トータルで暮らしの仕組みづくりをサポート。暮らしのクオリティを上げるサービスを提供する「楽Life」主宰。
http://rakulife.jp


住宅・家事ライター 藤原千秋さん
 住宅メーカー勤務後、住まい、家事の記事を専門に執筆。時短で簡単な家事手法が人気。著書は『ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆるハッピー!! 』(オレンジページ)ほか。


掃除するだけで涼しくなるってホント?…本当です! この5か所を掃除すれば室温が下がって節電にもつながり、とってもエコ。じつは読者のなかにも、すでに掃除でECO活を実践している人がいました。そのコメントと併せてご覧ください。

エアコン内部はホコリやカビの温床。汚れたままだと運転効率が悪くなり、電気代にも影響します。「できれば業者のクリーニングがおすすめですが、フィルターだけでも月に2回ほど、自分でお掃除を。風速が10%上がり、運転効率がアップして節電に。エアコン内部に入るホコリも減り、エアコンの寿命ものびますよ」(下村さん)

読者アンケートをとったところ、網戸掃除は大変そうであまりやらない、という意見が多数。いっぽう「網戸をきれいにすると風の通りがよくなって涼しく感じる!」という人もいました。「夏の網戸掃除は効果的ですよ。はずさずに、エアコンをかけない状態でお掃除しましょう。さっぱりしますし、風通しがよくなって、涼しくなります」(藤原さん)

暑い外気に直接触れている窓ガラスは、家の中でも特に熱がたまりやすい場所。真夏の日中は、さわると熱く感じるほどです。「チリやホコリもついていますから、水をたっぷり使って掃除を。見た目にすっきりするだけでなく、水の気化熱がガラスの熱を冷まし、涼しくします。窓掃除は年末の大掃除より、夏こそ気持ちよくできますよ」(藤原さん)

素足で歩く夏はフローリングも汗や脂でベタベタ。「夏は庭や玄関に打ち水をし、その気化熱で涼しくする昔からの知恵がありますが、フローリングの水拭きにも、それに近い効果が。足元がさらっとするのも気持ちいいですよね。畳やカーペットも、かたくしぼったぞうきんで水拭きすると、さっぱりしますよ」(藤原さん)

「家電はみんな、少なからず熱を出しています。冷蔵庫は、背面、天面、側面にホコリがたまっていると放熱がうまくいかず、効きが悪くなったり、故障の原因になることがあります」(藤原さん)。特に、普段見えない冷蔵庫の天面は、ホコリとキッチンの油煙でベタベタ!〝厚い毛布”を一掃することで運転効率をアップさせて。

面倒、時間がない、やり方がわからない…。そんな言い訳でスルーしてきた“部屋が涼しくなる”5か所のお掃除。
プロの理論とテクニック、そして道具を使えば、誰でもあっという間にきれいにすることができます。

教えてくれた人 高橋敬子さん

お掃除プロ歴22年。家中のあらゆる汚れを知りつくし、最も効率的な落とし方を実践。

  • 1 ウレタンスポンジを使用。不織布と2層になっていたら、不織布部分をベリベリとはがす。
  • 2 割り箸の先端に、1のスポンジを縦にして巻きつけ、下を輪ゴムで固定する。
  • 3 上も輪ゴムで留める。お団子のような形にして完成。

エアコンの前面カバーを開け、フィルターのつまみを持ってはずす。

内部のフィンにもホコリがついているので、サッシ用の幅が薄いブラシでやさしく払う。

吹き出し口は、汚れやカビがたまりやすい場所。ぬらしたスポンジ棒を差し込んで拭き取って。

広げた新聞紙にフィルターを置き、ブラシで編み目に詰まったホコリをかき出しながら掃除機で吸う。

編み目にまんべんなく水を通すように、ブラシでこすりながら、しっかり水洗いをする。

新聞紙の上でよく乾かす。生乾きのままエアコンに戻すとカビの原因になるので注意!

memo 見落としがちな天面にもホコリがたまっています!

「エアコンの空気の吸い込み口は天面。つまり、部屋中のホコリが最初に集まってくる場所です。目が届かない位置なので見落としがちですが、ハンディモップや乾いたぞうきんなどで、ホコリを拭き取っておきましょう」(高橋さん)



室外機の汚れは故障の原因。ほうきで掃いてさっぱりと


ベランダや庭に設置されている室外機。風雨にさらされて汚れていたり、周囲にモノを置いていませんか。排熱の役割をもつ室外機の汚れは、エアコンの作動に影響することがあります。無駄な電気を消費したり、よけいな負荷がかかって、突然故障してしまうことも。「掃除は、内部に水が入ると故障の原因にもなるので、ほうきで表面の乾いたチリやホコリを払って。周囲にもあまりモノを置かず、きれいにしておきましょう」(高橋さん)
ぬれたぞうきんに乾いたぞうきんを重ねてしぼると両方がかたしぼりに。
水はバケツの約1/3深さまで入れる。ぞうきんしぼりで水はねしない適量。

ぞうきんは横ではなく、縦にしぼる

「ぞうきんを横に持ってねじりながらしぼる人もいますが、脇が開き、うまく力が入りません。縦に持ち、竹刀を振り下ろすようにしぼると、脇がしまってかたくしぼれます」

拭いたところを踏まないよう、部屋の奥から順に、かたくしぼったぞうきんで拭く。終わったら換気をして乾かす。

memo 洗えないカーペット、ラグは重曹でさっぱり

「カーペットやラグに重曹をふりかけ、しばらく放置したあと、掃除機で吸い取ります。重曹に汚れやにおいが吸着し、一掃できます。クッションやぬいぐるみも、袋に重曹と一緒に入れて振り、しばらくおいて掃除機で吸い取るといいですよ」



  • 構成・取材・文/BEAM(前中葉子、鈴出智里)撮影/合田和弘 イラスト/高村あゆみ デザイン/BEAM(清水優子、佐藤春菜)


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