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カラダのことを本当に考えた油選び

更新日:2017年04月07日

とり入れる油で腸、脳、血管、肌に効果あり! カラダのことを本当に考えた油選び

えごま油や亜麻仁油など、オメガ3系油の健康効果が話題となり、空前の油ブームを迎えています。三大栄養素のひとつでもある油は、私たちのカラダになくてはならない栄養であり、よい油は太りにくく、腸や血管を健康にします。逆に悪い油をとっていると、老化や病気を引き起こす要因にも。毎日とるものだからこそ、油選びと、そのとり方を、もう一度見直してみませんか?

医学博士 藤田紘一郎先生

東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学で、腸にまつわる著書多数。油が腸を健康にする食品であるとし、『なぜ「油」をかえると、長生きできるのか』(三笠書房)、『危ない油と健康になるオイル』(英和出版社)などの著書、監修本も。

金田油店 店長 青木絵麻さん

東京、浅草橋の老舗・金田油店店長。油に関する豊富な知識をもち、著書に『油屋店主の旨いものレシピ 油屋ごはん』(アスキー・メディアワークス)、『からだを活性化させる魔法の油!「オメガ3」レシピ』(講談社)がある。

オリーブオイルとごま油に次ぐ3本目の油、その選び方をご紹介。健康のために、脂肪酸の種類で バランスよくとることが必須。さらに、料理の幅を広げるために、風味や用途でお気に入りを見つけて。

【左】オメガ3系油の使い方

えごま油や亜麻仁油は加熱がNGなので、生食が基本。サラダやみそ汁、ヨーグルトやジュースにそのままかけ、1日大さじ1杯を目安に毎日とります。保存は冷蔵庫で、早めに使いきることも大切。

【右】オメガ9系油の使い方

主成分のオレイン酸は酸化しにくいのが特徴。生食はもちろん、炒めものや揚げものなど、幅広く使えるので、基本の油として重宝します。品質のよいものをしっかり見極めて選んで。

トランス脂肪酸

「ここ数年、特にその危険性が指摘されているのがトランス脂肪酸。液体の植物油に水素を添加して固形状にし、酸化しにくくしたものです。自然界に存在しないプラスチックのような存在で、腐りにくく体内で分解されずに蓄積し、血中の悪玉コレステロールも増やします。代表的なものがマーガリンやショートニングで、市販の食品や菓子類にも使われています。2018年6月から、全米でトランス脂肪酸の使用が全面禁止になります」(藤田先生)

油は私たちのカラダに欠かせないもの。料理のおいしさのカギを握る、陰の主役でもあります。毎日とるものだからこそ、よい油でカラダにどんどんおいしい一品を。

魚に含まれるEPA、DHAもオメガ3脂肪酸。同じくオメガ3系のえごま油や亜麻仁油をかけるだけでもダブルの健康効果ですが、変化をつけたいときは手作りのオイルソースで、飽きのこない一品に。

ココナッツオイルソース でほんのり甘いエスニック仕上げ
えびとアボカドのタイ風サラダ

材料(2人分)

ブラックタイガー… 10尾
プチトマト… 4個
アボカド… 1/2個

オイルソース
 ココナッツオイル… 大さじ2
 スイートチリソース… 大さじ1
 米酢… 小さじ2

パクチー… 適量

作り方

  • 1 ブラックタイガーは殻をむいて背ワタをとり、ゆでる。プチトマトは縦半分に、アボカドは食べやすい大きさに切る。
  • 2 オイルソースを作る。ココナッツオイルは固まっていたら湯せんにかけて液体にする。スイートチリソースと米酢を混ぜ合わせ、最後にココナッツオイルを加えてよく混ぜ合わせる。
  • 3 器に1を盛り、2をかけて、ちぎったパクチーを散らす。

構成・取材・文/BEAM(前中葉子、鈴出智里)、田中理恵 撮影/合田和弘 レシピ・調理・スタイリング/吉沼弓美子 デザイン/BEAM(清水優子)



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